戦争、戦場というと、ミサイルや銃撃戦で繰り広げる国や地域の戦争、紛争を想像しますが、終戦後から高度経済成長を経ると、ビジネスが戦場の例えになりました。
競争、競合の激しい市場では、国内、世界規模での戦場になります。
ひと昔前は、ビジネス戦士という言葉もよく耳にしましたし、そんなビジネス戦士たちのための疲労回復の栄養剤、風邪薬は今でも広く浸透しています。
戦いを終えた戦士の憩いの場(呑み屋、小料理屋)は、不動の位置を確立しています。
少し流れの異なる戦いの癒しといえば、マッサージや整体、はたまたキャバクラあたりでしょうか。
昭和の潮流を引き継ぐ世代は、昨今でも、戦士色は濃いと見受けます。
戦線の先鋭をきる米国では、女性の士官、軍人が少なくないように、ビジネス戦場で活躍する女性陣はまったく珍しくありません。
外見、お見かけは大変エレガントなUさんは、外資系企業を渡り歩くビジネスウーマン。
正確には諸事情があり、ヘッドハンティングや自主的な転職により、さまざまなビジネスの場を経験してきました。
ご自分がかなり傷ついた職場やリーダー職を経たこともあります。
エレガントながら、常々、仕事に関するご相談、コンサルが多いのです。
昨今、日本だけでなく世界的な景気や市場の変化がめまぐるしいこともあり、Uさんは今年に入り突然転職をする運びになりました。
幸い、知人の紹介で新しく有望な、期待以上の勤務先が決まりホッとされながら、
「新しいところに行くたびに、次の職場での人間関係や立ち回り方、仕事の状況は気になりますね。これまで、特に紹介で行った先では、周りの目や評価でイヤな思いをしたことがありますから・・・」と。
Uさんのエネルギーフィールドから必要な情報を拝見すると、まさしく戦場が視てとれます。
例えるなら、戦場看護婦のように、戦禍のさなかも負傷兵を救うべく働きを果たすようなイメージです。
どうやら、新しい企業の業界、あるいは業種は、ある種の戦場の様相ということです。
先のエピソードの例えのように、兵士ではなく看護師の役割であると思われるUさんは、戦場での働きに匹敵する立場上の使命があるわけです。
しかも、戦場での医療経験を熟知しているかの働きぶり(笑)
「少し心配ですが、自分の役割や使命が明確なたとえですから、やりがいをもっていけるということですね。私の経験値を信頼してやります!」
ある意味、ビジネス戦場は、活況です。
勝ち負けは、進化か淘汰かの流れにおいて、避けがたい勝負の場でもあるのですから。
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K.wata (水曜日, 13 6月 2018 19:08)
転職をして戦場を変えるのもアリかな、と思いました。負傷者続出ですから(苦笑)