新しくプロジェクトを興す、事業を拡大するなどというときは、責任や使命がありつつも、活気やモチベーションが高まるものです。
今回は、その新規事業が急展開し、可能性や期待に満ちている状況でのトピックです。
このようなときは、ありがたくも追い風ですが、一方では多忙になり、大なり小なりの段取りも気になります。
関係社、担当者とのコミュニケーションや、人事、人の配置に気を遣うことも増えるでしょう。
やってみなければわからないことが多く、挑戦や実験によって推進するには、それなりのストレスやリスクがつきものです。
さて、その新規事業やプロジェクトのリーダーであれ、メンバーのキーパーソンであれ、一時的に参画する立場であれ、急展開や紆余曲折があると、少なからず振り回されます。
あるいは、振り回します。
既存の事業からまるで異なる業界、地域で事業を立ち上げようと動き始めたAさん。
慣れた会社の商売であれば、経験や勘が働き、わかることばかりで、確実な実績を積んできました。
しかし、ひょんなことから、自ら新しく何かを興したいと動きはじめたところ、そこに賛同し「ぜひ一緒にやりたい」「関わらせてほしい!!」と、どんどん実業家レベルの経営者が集まりました。
その運びもAさんの人間力の為せる技。
しかし、期待以上に急速に進展し、集まる実業家や経営者のスペックが高いことから、並々ならぬ展開が「実現」するわけです。
ものの例えとして「まるでジェットコースターに乗った感覚です!!」と、状況をお知らせくださいました。
さて、概ね、急展開、急発展するプロジェクトを動かすとき、渦中に身を置いているときに、うまくそれに乗るためのイメージのコツがあります。
事業展開は、意外に想像能力、イマジネーションと相性がよく、どうイメージするかで現実の運びが大きく違ってくるからです。
もし、Aさんと同様にジェットコースターに乗ったような展開や「転換期」を経験しているなら、たとえば、その乗り物を、リニアやAero Mobile(空飛ぶ車)に乗るつもりのイメージに乗り換えるとよろしいでしょう。
リニアはすでに周知の進展計画ですし、空飛ぶ自動車はすでに販売スタートしていますね。
新しいテクノロジーに則った時代の事業、プロジェクトの進め方であるなら、高速な変化や先行き不明な局面でも怖さや慌てるようなストレスにはならないものです。
問題や課題が発生したとき、それらは研究・調査対象や、さらなる開発対象になります。
あらゆる分野において、今から先の時代に向けて事業やプロジェクトを進めるなら、意識や観念のテクノロジー(知性・知能など)もアップデートが必要です。
ジェットコースターから乗り物を変えるメタファ(隠喩)は、意識を変えるための示唆です。
新テクノロジーや高知能の時代には、過去の時代のような「失敗」という概念は古くなります。
常に開発や進化の連続であることが前提です。
それを進める人間側は、文字通り前向きに、ポジティブ(肯定的)に、明るく(展望が拓けて見えます)のスピリッツが秘訣です!