時間軸、歳月の概念は、私たちに絶対的な価値基準を与えています。
時間や歳月が、絶対的に存在しているのか?
まったくもって、そうとは限りません。
ファンタジーや妄想の世界の話ではなく、超現実的な観点から時間や歳月を理解するほど、時間や歳月が人生や世の中を構成しているのは、あるひとつの限定された世界でしかないのです。
ただ、私たちが目撃する物質は、この時間や歳月の概念があってこそ実像を持ち、力や意味を為しています。
どうしたってリアルに見える世界には、複数の(幾つあるのかは未知数ですが)別の次元世界が存在していると言われています。
簡単に量子物理学の理論を引用すると、この別次元の世界には「あると思えば存在し、あることに気がつかなければ存在しない」という領域があります。
見ても見なくても存在しているものは存在するという物質界の前提や、実験結果や統計のような正誤性を問う価値観とは、異なる次元の世界です。
私たち人類、自然界の生物は、物理的に存在している要素以外に多次元的な要素でも構成されています。
そのなかのひとつに、「アンチエイジング」に好影響をもたらす次元世界をご紹介しましょう。
次元の世界から急に通俗的な話に移行したようですが・・・
生物のエイジングは、必ずしも時計や歳月のとおりではありません。
その証拠に、同じ年齢でも、見た目や体質に違いがあります(エイジング、劣化など)。
この違いは、外的要因によるものもありますが、それ以上に内在している意識(潜在意識)が創りだしています。
作るではなく、創る・・・まさに創造的・クリエイティブな観念が影響しています。
「気が若い」人は若く見えたり、実際に行動や見た目も若々しくあります。
「年を気にする」「年のせいにする」「年を感じる」など、当然のルールのように信じていると、そのような様を体現することになります。
ある種の自己暗示ですね。
当たり前に信じていることは、習慣や価値観となり、それが周りに見える世界を創造し、人生を創ります。
ほかの人たちと客観的に見える世界を共有しているようで、かなり主観的な世界に生きていると言えるでしょう。
この次元レベルの話は、時間の概念から比較的自由であります。
完全に自由であるには、肉体という構成物の性質により難しいでしょうし、もちろん多少の個人差はあります。
「体が堅い人は頑固だ」などという説もあります。
これが「真実」かどうかは別にして、そのことに思い当たる人にとっては「事実」を為している可能性が高いでしょう。
エイジング・アンチエイジングという言葉そのものが、時間軸を意識しているともいえます。
時の概念はパワーを持っていますが、広い意識、心を拓いてみると、もっと自由にエイジングを愉しむことができるでしょう。
何よりも、ストレスや余計な負荷による不健康なエイジングは残念なこと。
健やかに美しいあり方は、本来のエイジングから自由な生き方、あり方を体現します。
つまり、時間軸から自由になることは、想像以上にさまざまに窮屈な制約から解放され、潜在的な可能性や能力が広がるのです。
女性のみなさま、今どき男子もでしょうか・・・スキンケア瞑想のシリーズに「アンチエイジング編」があります。
とかくエステや化粧品の分野が取り組むテーマですが、瞑想では、潜在意識からお肌に働きかけ、エイジングに大きな影響を与える時間や年齢と、肌細胞の活性や生成循環の関係を改革していきます。
例えば、年齢や時間に対する価値観から解放されると、お肌に限らず、さまざまな身体機能は、エイジングの既成概念と、それにまつわる老化や症状から自由になり、より創造的に体細胞が活性、生成されやすくなるでしょう。
特にゼロ意識という、瞑想や禅の修行にある「無の意識」を体感し会得すると、エイジングのストレスから解放されやすく、さらに分泌系の身体機能の働きを促します。
お肌も、あなたの信じている知識や価値観に、影響を受けやすいものです。
年齢によるお肌のコンディションの劣化を感じるなら、肌を生成するエイジング構造からアプローチしましょう。
「数をカウントする」誘導手法は、なかなか心地よく、エネルギーや血流が動くような体感がありかもしれません。